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お知らせ

2018.09.11

子供の反抗期について

こんにちは。

IMGスクール Lightの塾長です。



森中学校の前期期末テストが終わりましたね。

次の定期テストまで少し時間があります。

夏休み、前期期末テストがよく頑張れたと自分で思える人は、少し肩の力を抜いても良い時期かもしれません。

勉強は長期戦です。力を抜いてもいいときはしっかり抜く。これも必要なことだと私は思います。



そんな少し力を抜くべき時期なので、久々にコラムを書きたいと思います。

今回は反抗期を迎えている子供についてです。



子供の反抗期と聞くと個人差はありますが、小5~中3ぐらいまでの子供が

ことあるごとに親に反抗することというイメージがありますよね。

実は反抗期はもっと小さいときにもあるのですが、親が一番手を焼くのが

やはりこの小5~中3ぐらいのときに起こる反抗期ではないでしょうか。

今回はそのころの反抗期のお話です。



そもそも反抗期とは何なのか?

というのを理解することが重要です。


人は生まれたときに、「生まれ持った価値観(自我)」を持って生まれています。

そして生きて他人と関わっていくうちに「他人の価値観」を自分の中に取り込んでいきます。

「こうすると他人が喜んでくれる」などといったことを認識するからです。

つまり人間の中には「生まれ持った価値観」と「他人の価値観」が混在することになります。

「他人の価値観」は一番自分に近い大人の価値観です。そうです。「親の価値観」です。

反抗期とはその自分の中に取り込んだ「他人の価値観」つまり「親の価値観」を

自分の中で倒して「生まれ持った価値観」を確かなものにしようという行為なのです。


「親の価値観」を倒したいわけですから、親に反抗するのは当たり前です。

親だけではなく「親の価値観」に近い価値観を持った大人にも反抗します。



では反抗期を迎えた子供にはどのように接すればいいのでしょうか?



完全に私個人の意見となりますが、

まずは親が子供とある程度の距離をとること。

親が近づいていくと逆効果なのは先にお話しした通りです。

次に先生など他人の大人と積極的に関わらせること。

小中学生はまだ子供です。大人との関わりは欠かせません。

ただ先に少し触れましたが、親と一緒になって「親の価値観」で子供に接する大人は論外です。



私も講師の経験から保護者の方から

「子供が反抗期で大変・・・・」などというお話を聞くことが多いのですが、

実際に子供に接してみると私には特に反抗することはないということも多くあります。

ただそれでもどんな子供にも、1人1人に合ったケアが必要になります。

そのぐらい難しい時期というのは間違いありません。




学習塾の場合ですが、塾をやめられたくないという理由から親の言ったことにただ従うだけの先生が残念ながら多く見られます。

学習塾を選ぶ際も、

入塾をやたら勧める営業トークに押されたり、ただ「安いから」「友達が行ってるから」などといった理由ではなく(それも大切ですが・・・)そこにいる先生をしっかりと判断して選んでいただきたいと思います。